2015年4月2日、国際図書館連盟(IFLA)が学校図書館ガイドライン第2版のドラフトを公開しました。2015年1月時点のもので、IFLAの専門委員会の承認前とのことです。学校図書館ガイドラインは、IFLA学校図書館リソースセンター分科会が作成した2002年のものが初版で、すべての児童・生徒や教師が、質の高い学校図書館職員によって提供される学校図書館のプログラムやサービスを効果的に活用できるよう、学校図書館職員や教育に関する政策決定者を支援するために作成されているとのことです。
今回公開されたガイドラインのドラフトは、学校図書館の使命と目的、学校図書館の法的・財政的枠組み、学校図書館のための人材、学校図書館の物理的な資料・デジタルリソース、学校図書館のプログラムと活動、学校図書館の評価と広報活動の6章で構成されています。
IFLA School Library Guidelines, 2nd edition (draft)(IFLA, 2015/4/2)
http://www.ifla.org/publications/node/9512
The IFLA School Library Guidelines 2nd, completely updated and enlarged edition
http://www.ifla.org/files/assets/school-libraries-resource-centers/publications/ifla_school_library_guidelines_draft.pdf
参考:
IFLAの学校図書館分科会、2015IFLA年次大会で「学校図書館ガイドライン」に関する発表を募集
Posted 2015年1月5日
http://current.ndl.go.jp/node/27731
「IFLA/ユネスコ学校図書館ガイドライン」、改訂プロセス開始
Posted 2013年10月10日
http://current.ndl.go.jp/node/24574
E003 – 「IFLA/ユネスコ学校図書館ガイドライン」刊行される
カレントアウェアネス-E No.1 2002.10.02
http://current.ndl.go.jp/e003