TPPで著作権の保護期間が20年延長されると失われるもの(記事紹介)

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉において、著作権の保護期間が著作権者の死後70年とする案で調整されていることをうけ、2015年2月10日、電子フロンティア財団(EFF)が、カナダ、ニュージーランド、マレーシア、ブルネイ、日本、ベトナムの各国において、著作権の保護期間が20年延長された場合の影響をまとめています。これらの6か国のうち1国でも反対すれば成立しないため、反対に向けて立ち上がるよう呼びかけています。

A Few Global Cultural Treasures We Will Lose For 20 Years Under the TPP(EFF, 2015/2/10)
https://www.eff.org/deeplinks/2015/02/few-global-cultural-treasures-lose-20-years-under-tpp

TPPで著作権の保護が20年延長されると何が失われてしまうのか?(Gigazine, 2015/2/12)
http://gigazine.net/news/20150212-tpp-20-years/

参考:
TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等
Posted 2014年7月10日
http://current.ndl.go.jp/node/26550

青空文庫、コメント“TPPによる著作権保護期間延長の危機に際して”をウェブに掲載
Posted 2014年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/26196

国公私立大学図書館協力委員会、TPPによる著作権保護期間延長反対の国際共同声明へ参加
Posted 2014年8月1日
http://current.ndl.go.jp/node/26709