Library Publishing Coalition(LPC)、図書館出版における人員配置に関する調査報告書を公開

2026年5月20日、図書館による出版活動を進めるイニシアチブLibrary Publishing Coalition(LPC)が図書館出版における人員配置に関する調査報告書“Powered by People: Staffing and Capacity in Library Publishing Programs ”を公開しました。

調査は、LPCの人員配置調査タスクフォースにより、図書館出版に係る人員配置の現状を理解し、ベストプラクティスと課題を明らかにすることを目的に2025年に実施されました。

エグゼクティブサマリーによると、ほとんどのプログラムはスタッフが1~3人で、全スタッフの17%を学生やフリーランスといった臨時職員(temporary worker) が占めていたとあります。また、意思決定構造が不明確であったり、特定の個人に集中していたりする状況が確認されていることや、人工知能(AI)やアクセシビリティの要件といった新しいツールや技術が業務に変化をもたらしているものの、まだ人員配置の在り方には反映されていないといったことなどが報告されています。

LPC releases report on current state of staffing in library publishing (LPC, 2026/5/20)
https://librarypublishing.org/lpc-releases-report-on-current-state-of-staffing-in-library-publishing/

Brailey, Michelle. et al. Powered by People: Staffing and Capacity in Library Publishing Programs. Library Publishing Staffing Survey Report. PLC, 2026, 35p.
https://doi.org/10.5703/1288284318627

参考
Library Publishing Coalition(LPC)、図書館出版のアドボカシー活動のためのウェブサイト“Library Publishing Creates”を公開 [2026年03月02日]
https://current.ndl.go.jp/car/274391

E2773 – Library Publishing Coalition設立10周年:その概要と進歩
カレントアウェアネス-E No.497 2025.02.27
https://current.ndl.go.jp/e2773