【イベント】東京文化財研究所、研究会「これからの文化財防災―災害への備え」を開催(12/4・東京)

2014年12月4日、東京文化財研究所が、研究会「これからの文化財防災―災害への備え」を開催します。

東京文化財研究所は、平成25年度・26年度の文化庁委託事業として「文化財(美術工芸品)等緊急保全・現況調査事業」を実施しているとのことです。この事業は、東日本大震災で被災した文化財を対象として実施された被災文化財等救援活動の記録を検証するとともに、救出後の文化財等資料の保全状況を把握し、また各地域・団体における今後の文化財防災への取り組みについて情報を収集しようとするものとのことです。今回の研究会は、この調査事業の一環とのことです。

研究会では、次の4つのセッションが予定されているようです。

セッション1 レスキュー後に得られた技術的知見と課題
セッション2 モノを引き継ぐ-復興への道しるべ
セッション3 今後の備え1 自治体の文化財防災対策
セッション4 今後の備え2 文化財関連団体

研究会への参加費は無料ですが、事前の申込みが必要とのことです。

研究会「これからの文化財防災―災害への備え」のお知らせ(東京文化財研究所, 2014/10/6)
http://www.tobunken.go.jp/info/20141204/index.html

研究会「これからの文化財防災―災害への備え」
http://www.tobunken.go.jp/info/20141204/20141204.pdf
※案内チラシ

参考:
文化庁、2014年度の美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業を決定
Posted 2014年7月3日
http://current.ndl.go.jp/node/26505