米国図書館協会、図書館におけるメイカースペースへのサポートを表明

米国図書館協会(ALA)が、2014年6月12日付けで、図書館におけるメイカースペースをサポートする旨のプレスリリースを出しています。

発表では、図書館におけるメイカースペースは、批判的な思考能力や問題解決能力を育みものであり、地域コミュニティのメンバーにとって、創作し、ハックし、そして将来を作る能力を与えるようなインフォーマルな学習スペースであるとしています。またALA会長のバーバラ・ストリプリング(Barbara Stripling)氏の言葉として、メイカースペースは、図書館の住民との関係性を変えるものであり、すべての世代のコミュニティメンバーを単なる消費者ではなく、情報の生み出す人にすることに寄与するものだ、とのメッセージが紹介されています。

American Library Association supports makerspaces in libraries(ALA, 2014/6/12付け)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/06/american-library-association-supports-makerspaces-libraries

参考:
ホワイトハウス初のメイカーフェアは、6月18日に開催(米国)
Posted 2014年6月13日
http://current.ndl.go.jp/node/26344

【イベント】米国図書館協会会長講演会「インフォプロと図書館の新たな役割:米国図書館協会(ALA)の取り組み 」(7/28・大阪) Posted 2014年6月11日
http://current.ndl.go.jp/node/26330