大学出版局と大学図書館による共同イニシアチブのケーススタディ(記事紹介)

2025年11月11日付けで、米国の非営利出版者Annual Reviewsによる世界の図書館員、出版者、ベンダー向けのオンライン雑誌“Katina”に、大学出版局と大学図書館による共同イニシアチブのケーススタディに関する記事“University Presses and Libraries, Teaming Up to Innovate”が掲載されています。著者は、英・リバプール大学出版局のJennie Collinson氏等です。

オープンアクセスや多様性の促進など、大学出版局と大学図書館の共通の課題に資する共同イニシアチブとして、米・ブラウン大学のBrown University Digital Publications、英・リバプール大学のTrailblazers、米・テンプル大学のNorth Broad Pressの事例が簡潔に紹介されています。

University Presses and Libraries, Teaming Up to Innovate(Katina, 2025/11/11)
https://katinamagazine.org/content/article/open-knowledge/2025/university-presses-and-libraries-remove-barriers

参考:
米・ブラウン大学デジタル出版イニシアティブ、同大学初のボーンデジタルの学術単行書を米・ヴァージニア大学出版局から出版 [2020年07月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/41582

米・カリフォルニア州の大学等と英・オックスフォード大学出版局、オープンアクセス協定を締結 [2025年02月13日]
https://current.ndl.go.jp/car/239895

香港の大学図書館と大学出版局による学術単行書のオープンアクセスを推進するイニシアチブ“Open Books Hong Kong”(記事紹介)[2025年03月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/242382