大学の教員は動画を教育にどのように取り入れ、図書館に何を望むのか? (文献紹介)

大学・研究図書館協会(ACRL)の刊行する“College & Research Libraries (C&RL)”のVol.75, no.2に、Jane Johnson Otto氏による記事“University Faculty Describe Their Use of Moving Images in Teaching and Learning and Their Perceptions of the Library’s Role in That Use”が掲載されています。

教育においては、動画が重要な役割を果たしており、さまざまな分野で講義資料として重要なものとみなされているとのことです。しかし、教員がどのようにこれらのリソースを選択・入手・利用しているのか、また、図書館がどのような役割を果たしているのかについて、書かれたものは少ないということです。そこで、この記事では、米国のラトガース大学において、図書館員による教員へのインタビューなどを行い、講義や研究などでの動画の利用状況や、図書館目録における動画の情報についての満足度などを調査し、図書館が望まれる役割について検討したとのことです。

University Faculty Describe Their Use of Moving Images in Teaching and Learning and Their Perceptions of the Library’s Role in That Use
http://crl.acrl.org/content/75/2/115.full.pdf+html