東大病院 大学病院医療情報ネットワーク研究センター、症例データレポジトリを運用開始

2013年11月28日、東京大学医学部附属病院大学病院医療情報ネットワーク研究センターが、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)サービスにおいて、すべての研究者が活用できる症例データレポジトリ(ICDR=Individual Case Data Repository)の運用を開始しました。このレポジトリシステムは、UMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR)の機能追加の形態で実装され、研究者が自身の実施した臨床研究症例の匿名化したオリジナルのデータセットをUMINサーバに保管し、UMIN がその内容を当該の研究者以外の研究者に担保するものとのことです。

UMIN-ICDRへのデータセットのアップロードは、UMIN-CTRに登録済みの臨床試験で可能となっており、また、登録した研究者側が許可したUMIN IDでのみ、データのダウンロードが可能とのことです。

【プレスリリース】臨床研究不正防止のために、すべての研究者が活用できる世界初の症例データレポジトリを運用開始(東大病院 2013/11/28)
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archive/20131128.html

UMIN-ICDR
http://www.umin.ac.jp/icdr/index-j.html

UMIN-CTR
http://www.umin.ac.jp/ctr/index-j.htm