“Library Workers Support Group”(図書館職員支援グループ):職場におけるトラウマへの対処(記事紹介)

2024年12月31日付けで、米国公共図書館協会(PLA)のPublic Libraries誌のオンライン補完版“Public Libraries Online”に、職場におけるトラウマに対する図書館職員支援に関する記事“The Library Workers Support Group: A Response to Workplace Trauma”が掲載されています。

同記事では、米国の都市部の図書館員などで構成される非営利団体Urban Librarians Unite(ULU)による図書館職員のトラウマ調査(2022年)の提言を受けて結成された“Library Workers Support Group”(図書館職員支援グループ)について取り上げています。

同グループは、トラウマを抱えた図書館職員に配慮した環境を整備することで、図書館職員の能力を高め、彼らのウェルビーイングを増進し、最終的には職員と利用者にとってより安全で健全な図書館環境を整備することを目的としているとあります。記事では、図書館職員に対する同グループによる支援内容等が紹介されています。

The Library Workers Support Group: A Response to Workplace Trauma(Public Libraries Online, 2024/12/31)
https://publiclibrariesonline.org/2024/12/the-library-workers-support-group-a-response-to-workplace-trauma/

Library Worker Support Network
https://libraryworkersupport.org/

参考:
E2545 – 米国都市部の図書館員のトラウマに関する研究報告書
カレントアウェアネス-E No.445 2022.10.13
https://current.ndl.go.jp/e2545