盛岡大学、陸前高田市の高校図書室の津波被災資料の救済作業を開始

津波で壊滅的被害を受けた岩手県陸前高田市にある高田高等学校図書室の被災資料の救済作業が、2013年3月18日に始まったと岩手日報で報じられています。いわて高等教育コンソーシアムの被災図書館支援活動の一環として、盛岡大学の図書館司書・学芸員課程の学生などにより、生徒会誌や学校新聞など約千点の水洗いや乾燥が行われるということです。遠野文化研究センターが技術指導に加わっているようです。

高田高の被災資料を応急処置 盛岡大、生徒会誌など(岩手日報 2013/3/19付け記事)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130319_7

いわて高等教育コンソーシアム
http://www.ihatov-u.jp/

岩手県立高田高等学校
http://www2.iwate-ed.jp/tak-h/

参考:
E1210 – 被災地支援活動紹介(2)遠野文化研究センター
http://current.ndl.go.jp/e1210

『図書館雑誌』2013年3月号が「東日本大震災から2年」特集
http://current.ndl.go.jp/node/23112

【イベント】シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言」(3/16-17・岩手)
http://current.ndl.go.jp/node/23000