岩手県遠野市、「3.11東日本大震災 遠野市後方支援資料館」の整備を予定

2014年12月25日の岩手県遠野市長記者懇談会にて、「3.11東日本大震災 遠野市後方支援資料館」の整備について発表されたようです。

記者発表資料によると、東日本大震災において、遠野市が行った沿岸被災地への後方支援活動にかかる記録資料を展示するため、仮設展示場として、「3.11東日本大震災 遠野市後方支援資料館」を整備するとのことです。

震災発生以来、遠野市が官民一体で取り組んだ後方支援活動は、災害支援における先進的な取り組みとして、「遠野モデル」と称され、国内外から評価、注目されており、視察や講演依頼が相次いでいることが資料館整備の背景とのことです。

また、遠野市では、後方支援活動に関する手書きの模造紙(約80枚)、情報処理票(約8,000枚)、写真(約15,000枚)等、膨大かつ貴重な記録資料を保存しているとのことです。資料館は、遠野市総合防災センター駐車場敷地内に、2015年3月から、3年間設置されるとのことです。設置期間は必要に応じて延長されるとのことです。

遠野市長記者懇談会(平成26年12月25日)発表項目
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/1,30710,c,html/30710/20141225-193545.pdf

遠野市長記者懇談会(平成26年12月25日)(遠野市)
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/1,30710,78,134,html

震災の「後方支援活動」次代へ 遠野市が資料館整備(岩手日報, 2015/1/9)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150105_9

参考:
E1210 – 被災地支援活動紹介(2)遠野文化研究センター
カレントアウェアネス-E No.200 2011.09.08
http://current.ndl.go.jp/e1210