米NISOおよびOAI、分散するウェブリソースの同期に関する仕様“ResourceSync Framework Specification”のドラフトを公開

米国情報標準化機構(NISO)及びOpen Archives Initiative(OAI)が、2013年2月1日付けで、“ResourceSync Framework Specification”のドラフトを公開しました。現在のバージョンは0.5とされています。この仕様の目的は、複数のウェブサーバやリポジトリに分散している(元々は同一の)リソースについて、最新の状態に保つための同期処理を自動化する標準的な方法を定めることにあります。なお、メタデータの同期にはOAI-PMHというプロトコルが存在しますが、メタデータの記述対象であるリソース自身については標準が存在しないことが背景にあります。

ResourceSync Framework Specification
http://www.openarchives.org/rs/0.5/resourcesync

ResourceSync(NISO)
http://www.niso.org/workrooms/resourcesync/

参考:
米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiativeが、ウェブ上のリソースのリアルタイム同期に関する標準を策定へ
http://current.ndl.go.jp/node/19751