2013年1月31日付けのIFLAのInternational Literacy and Reading Blogで、スウェーデンのストックホルムにある“Tio Tretton”という公共図書館が紹介されています(オリジナルポストは2012年12月17日付け)。
この図書館は、10歳から13歳までの子どものみ入館可能で、父兄・教師・支援アドバイザー等の大人の入館は不可となっています。また、入館を“許された”大人のスタッフはいますが、それも子どもからの質問に答えるのみで、子ども間のことには立ち入らないこと、子どもが望むことはなんでもさせることとが規則となっているようです。
館内の書架は年齢別ではなくテーマ別に配架されており、子供が「適切」と評価されるような図書ではなく、子ども自身が読みたい本を見つけることができるようにレイアウトされているとのことです。その他にも、館内には、読書だけでなく、映画作製や演奏、料理等のための環境が用意されているとのことです。
Tio Tretton (Kulturhuset)
http://kulturhuset.stockholm.se/TioTretton/
Children-only public library (IFLA blog 2013/1/31付けの記事)
http://blogs.ifla.org/literacy-reading/2013/01/31/children-only-public-library/