2024年9月27日付けで、School Library Journalに子どもが自分で本を読むようになるまでの移行期の本に関する記事“New Trends in Transitional Books”が掲載されています。
記事では、同誌により実施された移行期の本に関する調査“SLJ’s 2024 Transitional Books Survey”の結果概要が紹介されています。幼稚園・小学校図書館員及び公共図書館員計716人の回答に基づき、図書館における最近の傾向がまとめられています。
図書館における移行期の本の利用状況のほか、“easy”(簡単)といった用語が子どもに嫌悪感を与えるのではないかという懸念から、学校図書館の29%及び公共図書館の23%が、移行期の本に充てる用語を“easy readers”(簡単な読み物)から“early readers”(初期の読み物)に変更したことなど、図書館における最近の傾向が紹介されています。
なお、“SLJ’s 2024 Transitional Books Survey”の報告書の概要は、氏名等を登録することでダウンロードが可能です。
New Trends in Transitional Books(SLJ, 2024/9/27)
https://www.slj.com/story/new-trends-in-transitional-books
Transitional Books Survey Results Summary 2024
https://storeapi.libraryjournal.com/magento2-slj/customform/form.php?name=Transitional-Books-Survey-Results-Summary-2024
※報告書概要のダウンロード用ページです。