米国のOverDrive社が、“次世代”へとリニューアルした同社の電子書籍サービスの試験的導入の状況についてブログで紹介しています。リニューアルの内容には、ブラウザ上で動作する電子書籍ビューワーの採用や、レスポンシブウェブデザインによるモバイル対応などが挙げられています。現在、この“次世代”バージョンはブルックリン公共図書館などの22の図書館(コンソーシアム)で導入されており、その一部についてアクセス数やサイト滞在時間の増加などの効果があったとブログで述べられています。2013年初めには全ての図書館へと提供範囲が拡大される予定です。
Reader Engagement Soaring at Next Gen Libraries(OverDrive Blog 2012/12/19付け記事)
http://overdriveblogs.com/library/2012/12/19/reader-engagement-soaring-at-next-gen-libraries/
The Next Generation Digital Library Platform(OverDrive)
http://www.overdrive.com/Next-Gen/
参考:
米OverDrive社、ブラウザで動作するHTML5・EPUBベースの電子書籍ビューワー“OverDrive Read”デモサイトを公開
http://current.ndl.go.jp/node/20991