コーネル大学(米国)とウォーリック大学(英国)、イディッシュ語資料をクラウドソーシングで英訳するプロジェクトを開始

米国のコーネル大学キール労使関係アーカイブセンターと、英国のウォーリック大学近現代史料センターが、イディッシュ語の雑誌や新聞をデジタル化し、クラウドソーシングにより英訳する共同事業を行うとのことです。

デジタル化されるのは、東欧からの労働者階級のユダヤ系移民のために書かれた雑誌や新聞で、1500ページ以上にのぼります。翻訳への協力を希望する人は、プロジェクトのサイトにおいて登録した上で、できる分量を行えばよいとのことです。

Yiddish Goes Digital (with a Little Help from Its Friends)
Crowdsourcing Project Will Create Transatlantic Labor History Archive(Cornel University 2012/11/27)
http://communications.library.cornell.edu/news/121127/YiddishCrowdsourcing

ウォーリック大学のプロジェクトのサイト
http://transcribe.lib.warwick.ac.uk/yt/index.php/Main_Page

参考
E1321 – 図書館界におけるクラウドソーシングの動きは?
カレントアウェアネス-E No.220 2012.08.09
http://current.ndl.go.jp/e1321