研究助成機関による生命科学分野のオープンアクセス誌“eLife”が正式創刊に先立って論文の公開を開始

生命科学・生物医学分野のオープンアクセス誌“eLife”が、創刊に先立ち、創刊号に掲載される予定の論文の公開を開始しました。同誌は2012年6月に投稿の受け付けを開始していました。正式な創刊は12月に予定されていますが、編集主幹のRandy Schekman氏によると「これらの新発見の公開を遅らせる理由はない」ということです。同誌は、英国のウェルカムトラスト、米国のハワードヒューズ医学研究所、ドイツのマックスプランク協会という3つの研究助成機関による取組です。

Recent articles(eLife)
http://www.elifesciences.org/the-journal/articles/

eLife Volume 1;  2012(PMC)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/issues/214921/

Anticipated new journal, eLife, publishes first articles(eLife 2012/10/15付けニュース)
http://www.elifesciences.org/12-1015/

第4回 SPARC Japan セミナー2012「研究助成機関が刊行するオープンアクセス誌」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2012/20120823.html

「研究助成機関が刊行するオープンアクセス誌」(第4回 SPARC Japanセミナー2012)(かたつむりは電子図書館の夢をみるか 2012/8/23付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20120823/1345721039