2024年6月6日、デジタルアーカイブ学会は、シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」をオンラインで開催します。
2023年4月に施行された改正博物館法では、博物館の事業として資料のデジタルアーカイブ化が明記されましたが、予算や人員体制などの理由でデジタルアーカイブ化が進んでいない施設も多いとし、本シンポジウムでは、様々な角度から博物館デジタルアーカイブの「現在地」を確認するとともに、デジタルアーカイブの推進に向けた検討を始めるとあります。
第1回に当たる今回は、主に以下の内容が取り上げられます。
●基調講演
中尾智行氏(文化庁 博物館支援調査官)「ミュージアムDXの展望」
●事例紹介
・ 吉野文彬氏(小田原市郷土文化館)「小田原の宝を世界に発信 おだわらデジタルミュージアム創設について―創設に至る経緯と今後の展望―」
・ 三好清超氏(飛騨みやがわ考古民俗館)「収蔵資料のデジタル化で関係人口を増やす飛騨市の取組み」
●ディスカッション
参加には事前登録が必要で、定員300人です。
デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」(2024/6/6)(デジタルアーカイブ学会, 2024/5/13)
https://digitalarchivejapan.org/39479/
参考:
文化庁、「文化庁博物館総合サイト」を開設 [2023年01月18日]
https://current.ndl.go.jp/car/170936
参議院の『立法と調査』448号で「博物館法改正の国会論議」が掲載 [2022年08月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/46610