2024年3月29日、調布市立図書館(東京都)が、同館施設整備に向けた基本的な考え方を公表しました。
調布市立図書館は、中央図書館、10の分館及び高架下資料保存庫から成る図書館ネットワークを構築し、サービスを提供しています。分館は整備から50年近く経過し、建て替えの時期を迎えている館も多いとあります。
調布市が策定した調布市公共施設マネジメント計画(2023(令和5)年2月)において、2030(令和12)年度までに、中央図書館、国領分館、宮の下分館、緑ヶ丘分館、若葉分館、染地分館及び高架下資料保存庫について、新たに整備又は整備の検討を行うものと位置付けられたことを受け、同館としての施設整備の基本的な考え方がまとめられました。
施設整備に向けた基本的な考え方として、「利用者ニーズに応える図書館」「読書・調査活動への支援」等の六つが掲げられています。同館では今後、地域特性や立地条件、面積等、施設整備に与えられた条件の下、地域住民の意見を踏まえ、適切に機能を盛り込みながら整備に当たっていくとしています。
調布市立図書館施設整備に向けた基本的な考え方を整理しました(調布市立図書館, 2024/3/29)
https://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/infoevent;jsessionid=C1F76D0FD7DACF6F30E2EF59B90D6D63?0&pid=12096
参考:
調布市立図書館(東京都)、映画資料所在地情報検索システム(JFROL)で同館が所蔵する映画資料の検索が可能になったと発表:公立図書館としては初 [2024年04月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/218533
E1865 – 調布市立図書館におけるディスレクシアの人々へのサービス
カレントアウェアネス-E No.316 2016.12.08
https://current.ndl.go.jp/e1865