図書館サービスモデルの比較分析 – 伝統的図書館モデルから、インフォメーションコモンズモデル、Library2.0モデルまで(記事紹介)

Jounral of Librarianship and Information Science誌に、様々な図書館サービスモデルを分析する論文が掲載されています。2005年頃より議論が登場したLibrary2.0モデルを中心に、伝統的な図書館サービスモデル、出先機関型図書館モデル、モバイル図書館モデル、書店型図書館モデル、コミュニティ図書館モデル、エンベディド図書館モデル、ハイブリッド図書館モデル、デジタル図書館モデル、インフォメーションコモンズモデルについて、文献に基づき分析しています。また併せて、それらの図書館モデルの発展に関する主な事項について完結に時系列で整理するとともに、図書館モデルの比較表も示しています。

Ref.
Library 2.0 versus other library service models: A critical analysis
http://lis.sagepub.com/content/early/2011/10/14/0961000611426443

参考
CA1624 – 次世代の図書館サービス?―Library 2.0とは何か / 村上浩介
カレントアウェアネス No.291 2007年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1624

CA1751 – 動向レビュー:「エンベディッド・ライブラリアン」:図書館サービスモデルの米国における動向 / 鎌田 均
カレントアウェアネス No.309 2011年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1751