2012年8月29日、三重県が、伊勢周辺の古地図を活用したiOS/Android用アプリ「伊勢ぶらり」を無料公開しました。国立情報学研究所(NII)、皇學館大学、伊勢市教育委員会と連携して開発されたもので、1861年の伊勢國細見図等5枚の地図が使われています。地図上には191か所のランドマーク(昔の絵葉書に写っている名所、文化資産や博物館等の施設)がプロットされており、GPS機能によって現在地を地図上に表示することや、地図画面とGoogleマップとを切り替えることが可能となっています。
伊勢ぶらり
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/burari/
絵地図等に現在地を表示して町歩きを支援するアプリ「伊勢ぶらり」を提供開始します。(三重県 2012/8/29付けニュース)
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012080429
参考:
CA1607 – 進化する地図の世界 / 津田深雪
http://current.ndl.go.jp/ca1607
三重県内の貴重資料102点をデジタル化した「テーマで見る『三重』貴重資料閲覧システム」が公開
http://current.ndl.go.jp/node/20946
立命館大学、「京都市明細図」をGoogleマップやGoogle Earth上で閲覧できるウェブサイトを公開
http://current.ndl.go.jp/node/20394
茨城大学図書館、古地図と現在の街を重ねるプロジェクトを展開
http://current.ndl.go.jp/node/11879
古地図の活用−Google Earthに古地図のレイヤー追加
http://current.ndl.go.jp/node/4927