2024年3月22日、沖縄県、一般社団法人国立沖縄自然史博物館設立準備委員会及び公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所の共催により、第198回海洋フォーラム「日本で初めての国立自然史博物館が拓く未来」が、笹川平和財団ビル(東京都港区)における会場参加とオンラインにより開催されます。
国立自然史博物館については、その設立の必要性について2016年5月に日本学術会議から提言が公表され、その後設立に向けた活動が活発化しているとあります。
フォーラムでは、国立自然史博物館の創設を国の事業とする機運が熟しつつあることを踏まえ、国立自然史博物館の沖縄への設置を実現するための諸課題と今後の展望を議論するとしています。
主なプログラムは以下のとおりです。
●第1部 基調講演「今、なぜ国立自然史博物館が必要なのか?」
・「現実世界の大切さを保存する最後のチャンス」
長谷川眞理子氏(日本芸術文化振興会理事長/総合研究大学院大学名誉教授)
・「継承されてきた牧野富太郎の標本の価値と国立沖縄自然史博物館が担うべき国際的役割」
村上哲明氏(東京都立大学牧野標本館館長教授)
・「国立沖縄自然史博物館設立活動の現況」
岸本健雄氏(国立沖縄自然史博物館設立準備委員会代表理事/お茶の水女子大学客員教授/東京工業大学名誉教授)
●第2部 座談会「国立沖縄自然史博物館の創設を国のプロジェクトとするために」
角南篤(モデレーター、笹川平和財団理事長/内閣府沖縄振興審議会会長)、照屋義実氏(沖縄県副知事)、東良和氏(沖縄経済同友会副代表幹事/(株)沖縄ツーリスト会長)、西田睦氏(琉球大学学長/東京大学名誉教授)、長谷川眞理子氏
参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。
第198回海洋フォーラム「日本で初めての国立自然史博物館が拓く未来」(笹川平和財団)
https://www.spf.org/opri/event/20240322.html