国際博物館会議(ICOM)、民間人と文化遺産に対する暴力を非難する声明を発表:イスラエルとパレスチナの状況を受けて

2024年1月30日、国際博物館会議(ICOM)が、イスラエル及びパレスチナの状況を受けて、民間人と文化遺産に対する暴力を非難する声明を発表しました。

ICOMは2023年10月にもイスラエル及びパレスチナに関する声明を発表していますが、その後も悲惨で憂慮すべき状況が続いていることを遺憾に思うとし、改めて民間人に対する暴力を非難するとともに、影響を受けている全ての人に連帯するとしています。

また、国際法及び条約を尊重し、民間人や文化遺産を危険にさらす行為の即時停止を呼び掛けるとともに、ICOMとしては博物館と文化遺産全般の保護に向けた支援を継続すると述べられています。

Statement condemning violence against people and their cultural heritage(ICOM, 2024/1/30)
https://icom.museum/en/news/statement-condemning-violence-against-people-and-their-cultural-heritage/

関連:
Statement concerning Israel and Palestine(ICOM, 2023/10/25)
https://icom.museum/en/news/statement-concerning-israel-and-palestine/

参考:
国際博物館会議(ICOM)、イスラエル及びパレスチナに関する声明を発表 [2023年11月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/195231

国際図書館連盟(IFLA)、ガザ地区とイスラエルの状況に関するIFLA会長と事務局長の共同声明を発表 [2023年10月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/194848