図書館向け電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が、2012年7月にリリース予定のAPIの概要を発表しました。まずは、第一段として、電子書籍やオーディオブック等のコンテンツのタイトル等を取得できる“Metadata API”、各タイトルの利用可能数等を取得できる“Availability API”、コンテンツを検索できる“Search API”の3種類が提供されます。7月にあわせて公開予定の“OverDrive Developer Portal”というウェブサイトで、関連ドキュメントやテスト用スクリプト等が提供されるとしています。その後、時期は明かされていませんが、第二弾として、コンテンツのブラウズや貸出等ができる“Content API”、コンテンツの発注ができる“Acquisition API”、統計データを取得できる“Reports API”の3種類が利用できるようになるようです。
Developer Portal for OverDrive APIs To Launch in July(OverDrive社のブログ 2012/5/24付け記事)
http://overdriveblogs.com/library/2012/05/24/developer-portal-for-overdrive-apis-to-launch-in-july/
参考:
OverDrive社が2012年4月に電子書籍貸出サービスのAPIをリリース予定 OPACとの連携に期待
http://current.ndl.go.jp/node/20423