OverDrive社が2012年4月に電子書籍貸出サービスのAPIをリリース予定 OPACとの連携に期待

2012年3月20日付けのThe Digital Shift誌の記事で、公共・学校図書館に対して電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が2012年4月にAPIをリリース予定であると報じられています。APIで可能となることとして、検索、シングルサインオン、貸出のような機能が挙げられています。これにより、例えば、利用者が図書館のOPACで同社の電子書籍を検索してそのまま借りることができるようになる等と期待されています。その他、記事では、3M社とPolaris Library Systems社の連携や、BiblioCommons社、Innovative Interfaces社、SirsiDynix社等のシステムベンダの動向も紹介されています。

Ebook Providers, ILS Vendors Move Rapidly to Remove Friction From E-Lending; OverDrive APIs Coming in April | PLA 2012(The Digital Shift 2012/3/20付け記事)
http://www.thedigitalshift.com/2012/03/ebooks/ebook-providers-ils-vendors-move-rapidly-to-remove-friction-from-e-lending-overdrive-apis-coming-in-april/

参考:
Polaris Library Systems社の統合図書館システムが3M社の電子書籍貸出サービスと連携
http://current.ndl.go.jp/node/20417