2023年12月14日、ユネスコ(UNESCO)は、世界のオープンサイエンスの状況を評価した報告書“Open science outlook 1: status and trends around the world”を公開しました。
報告書では、2021年の「オープンサイエンスに関する勧告」の採択以来、11か国がオープンサイエンス政策を導入したものの、オープンサイエンスへのアクセスとその恩恵の共有は地域や分野間で依然として不平等であり、資金、スキル、ツールへのアクセスにおける公平性が欠如している現状であることなどが指摘されています。
Number of countries with open science policies has almost doubled since adoption of UNESCO Recommendation(UNESCO, 2023/12/19)
https://www.unesco.org/en/articles/number-countries-open-science-policies-has-almost-doubled-adoption-unesco-recommendation
Open science outlook 1: status and trends around the world(UNESDOC)
https://doi.org/10.54677/GIIC6829
参考:
ユネスコ、“Open Science Toolkit”を公開 [2022年12月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/168340
E2485 – ユネスコ「オープンサイエンスに関する勧告」
カレントアウェアネス-E No.433 2022.04.21
https://current.ndl.go.jp/e2485