米国の連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency:FEMA)が、2005年のハリケーン「カトリーナ」によって被害を受けたニューオーリンズ公正証書アーカイブス(New Orleans Notarial Archives)が所蔵する図書や歴史資料の修復に対して170万ドルの資金援助を行うと発表されました。カトリーナ以前には、NONAの資料は裁判所の地下に保管されていましたが、嵐によって洪水に見舞われ、多くの資料(2,000冊以上の図書、14,000点以上の文書)が水害やカビによる被害を受けたとされています。
FEMA Grant Helps Restore New Orleans’ Katrina-Damaged Archives (FEMA 2012/2/3付けニュース)
http://www.fema.gov/news/newsrelease.fema?id=60624
New Orleans Notarial Archives
http://www.notarialarchives.org/
アメリカ合衆国の連邦緊急事態管理庁FEMAの機構再編(PDF:31ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/232/023201.pdf
参考:
ハリケーン「カトリーナ」の教訓を活かすために…(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/6218