国立新美術館の約8万点の展覧会カタログコレクション(記事紹介)

2012年1月11日付けのAdverTimesの記事で、2007年1月に開館した国立新美術館の展覧会カタログコレクションについて紹介されていました。記事では、同館のカタログ所蔵数は約8万点と日本一の所蔵数を誇り、今後は、カタログ以外にもDM、目録、写真等の収集・公開にも力を入れていく予定だとされています。同館では、日本で開催された展覧会のカタログを海外の日本美術研究機関に寄贈する「JAC(Japan Art Catalog)プロジェクト」を行っており、その寄贈先から返礼として、海外で刊行された日本美術に関する展覧会カタログが送られているそうです。同館のアートライブラリーのページによると、2011年5月末で、日本で刊行されたカタログが69,649点、海外で刊行されたものが8,172点、合計77,811点所蔵されているようです。

展覧会カタログ所蔵数は日本一、国立新美術館、開館5周年で新たな発信を開始(AdverTimes 2012/1/11付け記事)
http://www.advertimes.com/20120111/article49270/

国立新美術館アートライブラリー
http://www.nact.jp/art-library/index.html

JAC(Japan Art Catalog)プロジェクト
http://www.nact.jp/jac/index.html

国立新美術館のOPAC(資料の種類で「展覧会カタログ」を指定して検索が可能)
http://opac.nact.jp/mylimedio/search/search-input.do

参考:
CA1462 – 最近の情報環境とNCCの動向について / 野口幸生
http://current.ndl.go.jp/ca1462