科学技術政策研究所、「科学研究のベンチマーキング2011」を公表

科学技術政策研究所が「科学研究のベンチマーキング2011―論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況―」を公表しました。これは、学術論文に着目して日本の科学研究のベンチマーキングを行なったもので、調査の結果、日本の産出する論文数の伸び悩みが見られること、研究活動の国際化に伴い世界で国際共著論文が急増しているが、日本はこの変化に充分対応出来ていないこと、日本国内でみると企業の論文数が減少し、論文に関する大学の役割が拡大しているが、国立大学の論文数は伸び悩んでいることが明らかになったようです。

科学研究のベンチマーキング2011―論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況―
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat204j/idx204j.html

科学技術政策研究所 (2011/12付けの「最近のトピックス」に上記へのリンクがあります)
http://www.nistep.go.jp/index-j.html

参考:
科学技術政策研究所、調査資料「科学研究のベンチマーキング2010-論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況-」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/17312