Public Library of Science(PLoS)とMendeleyの共催によるアプリ開発コンテスト“Binary Battle”の優秀者が、2011年11月30日に発表されたようです。大賞は“openSNP”というアプリで、遺伝子解析サービスの23andMeやdeCODEmeから自分の遺伝子の情報を使ってそれに関連する最新の研究を見つけ、また研究者が新しい遺伝的関連を発見するのにも役立つというものようです。2位は、出版後にオープンな環境でピアレビューを行なうことのできる“PaperCritic”、3位がオープンサイエンスを支援するRベースのツール“rOpenSci”となったようです。Mendeleyのブログでは、大賞に輝いた“openSNP”の開発チームへのインタビューも掲載されています。
Winners of the first Binary Battle Apps for Science Contest (Mendeley Blog 2011/11/30付けの記事)
http://www.mendeley.com/blog/design-research-tools/winners-of-the-first-binary-battle-apps-for-science-contest/
openSNP wins PLoS/Mendeley Binary Battle (PLoS Blog 2011/11/30付けの記事)
http://blogs.plos.org/plos/2011/11/opensnp-wins-plosmendeley-binary-battle/
参考:
PLoSとMendeleyによる科学・学術情報系アプリ開発コンテスト アイデアのみの参加も可能
http://current.ndl.go.jp/node/18851
PLoSとMendeley共催のアプリ開発コンテスト“Binary Battle”に応募された35本のアプリ
http://current.ndl.go.jp/node/19453
PLoSとMendeleyのアプリ開発コンテスト“Binary Battle”に寄せられた「こんな学術系アプリが欲しい」というアイディアの一覧
http://current.ndl.go.jp/node/18940