2011年11月30日、米国国立公文書館(NARA)が、英国の非営利組織We are What We Doが行っているプロジェクト“Historypin”と提携し、NARA所蔵の写真資料等の提供を始めたようです。“Historypin”とは、歴史的な写真資料や録画・音声資料をアップロードしてGoogleマップ上にマッピングするプラットフォームで、利用者はそのアップロードされたコンテンツに情報を追記でき、自分の良く知った場所が時間の変化でどのように変化していったのかについて語るのに役立つようです。NARAからは、1970年代に撮られた環境問題に関する写真コレクション“Documerica”や、ワシントンD.C.の街並みやイベントの写真、過去の写真を現在のその場所の風景に組み合わせる写真コンテスト“History Happens Here!”で利用された写真コレクション等が提供されているようです。
USNatArchives (Historypinのウェブサイト)
http://www.historypin.com/profile/view/USNatArchives
The National Archives Puts Its Holdings on the Map Via Historypin (NARA 2011/11/30付けの記事)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2012/nr12-34.html
参考:
米国国立公文書館、過去の写真を現在の風景に組み合わせる写真コンテストを実施
http://current.ndl.go.jp/node/17286