ニューヨーク市立大学、研究者ネットワークを構築できるオープンソースソフトウェア“Commons in a Box”を開発へ

2011年11月22日に、ニューヨーク市立大学のCUNY Academic Commonsが、Alfred P. Sloan財団の支援を受け、“Commons in a Box”というオープンソースソフトウェアの開発プロジェクトを行なうと発表しています。“Commons in a Box”は、研究機関や研究者メンバー自身が運営できる研究者ネットワークのフレームワークを提供するものであり、オープンアクセスでの利用、ユーザーのプライバシーへの配慮、研究成果の非営利での共有等を特徴としているようです。また、CUNY Academic Commonsは、そのパイロットプロジェクトとして、Modern Language Association(MLA)とともに、MLAの3万人以上の会員に提供する“MLA Commons”の構築を行うとも発表しています。

The CUNY Academic Commons Announces The Commons in a Box Project (Academic Commons News 2011/11/22付けの記事)
http://news.commons.gc.cuny.edu/2011/11/22/the-cuny-academic-commons-announces-the-commons-in-a-box-project/

Creating New Academic Networks With ‘Commons in a Box’ (Wired Campus 2011/11/22付けの記事)
http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/creating-new-academic-networks-with-commons-in-a-box/34453