2023年10月25日から2024年1月22日まで、熊本大学附属図書館が、同館所蔵の貴重資料「松井家文書」の修復及びデジタルアーカイブ構築のためのクラウドファンディングを実施しています。
発表によると、「松井家文書」は、織田信長の時代から江戸時代終末まで細川家を支えた重臣である松井家に伝来した約3万6,000点に及ぶ藩政資料群です。
クラウドファンディングを通じて、そのオリジナル史料の修復とデジタル画像相互運用のための国際規格であるIIIFに対応したデジタルアーカイブ構築を目指すとしています。
図書館からのお知らせ(熊本大学附属図書館)
https://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news_list
※2023年10月25日付けで「附属図書館クラウドファンディングへのご支援をお願いします」とあります。
附属図書館クラウドファンディングへのご支援をお願いします(熊本大学附属図書館)
https://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news/5850
記録は宝 熊本大学「松井家文書」宮本武蔵の記述と新たな発見を未来へ(READYFOR)
https://readyfor.jp/projects/kumalib
参考:
名古屋大学附属図書館、重要文化財「高木家文書」の修復のためのクラウドファンディングプロジェクト「【第2弾】名古屋大学の使命!重要文化財の絵図を守り継ぐ」を開始 [2020年11月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/42603
茨城大学図書館、貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始 [2019年03月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/37755
徳島大学附属図書館、クラウドファンディングの開始を発表:同館所蔵「近世古地図・絵図コレクション」のデジタル化推進等のため [2019年2月1日]
https://current.ndl.go.jp/car/37508
CA1917 – クラウドファンディングによる図書館の資金調達 / 赤山みほ
カレントアウェアネス No.335 2018年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1917