米国議会図書館(LC)、地図や年表などによってグラフィカルにデジタルコレクションを表示することができる“Viewshare”をリリース

米国議会図書館(LC)が、地図や年表などを用いてグラフィカルにデジタルコレクションを表示することができる“Viewshare”という無料のウェブサービスを公開しました。これは、先日LCが発表したオープンソースのデジタルコレクション用プラットフォーム“Recollection”を利用したもののようです。最新の機能として、データ登録フローの改良、OAI-PMHによるDublin Core形式のデータのインポートへの対応、登録したデータを非公開にしたり限定された範囲にのみ公開する機能の追加、などが行われたようです。Viewshareは文化遺産関連機関に関わる個人なら利用可能とされており、メールでユーザ登録申請を行う必要があるようです。

ViewShare
http://viewshare.org/

ViewShare.org: Create and Share Interfaces to Our Digital Cultural Heritage (LCのブログ“The Signal” 2011/10/31付け記事)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2011/10/viewshare-org-create-and-share-interfaces-to-our-digital-cultural-heritage/

Recollectionのソースコード (SourceForge)
http://loc-recollect.git.sourceforge.net/git/gitweb.cgi?p=loc-recollect/loc-recollect;a=tree

参考:
米国議会図書館、オープンソースのデジタルコンテンツ用プラットフォーム“Recollection”を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18947