2023年7月28日、国立台湾図書館が、貴重書や孤本(唯一の伝存本)の寄贈者と図書館をマッチングするプラットフォームの試験運用を開始すると発表しました。
発表によると、同プラットフォームは、台湾の文学・歴史・哲学関係の貴重書や孤本の寄贈者と、大学図書館や研究図書館をマッチングすることで、貴重な資料の散逸を防ぎ、図書館での適切な保存と、市民による資料の活用促進を目指す取組です。
同館のウェブサイトでは、寄贈希望者は資料リスト・タイトルページの写真等を提供し、“National Bibliographic Information Network”(NBINet)上で確認できる所蔵が5冊未満である等の条件に合致した場合、同館で資料を受け入れ、目録作成等を行ったのち、受入れ先の図書館を募集・決定すると紹介されています。
新聞稿(國立臺灣圖書館)
https://www.ntl.edu.tw/lp.asp?CtNode=1667&CtUnit=104&BaseDSD=7&mp=1
※2023年7月28日付けで、「國立臺灣圖書館啟動「臺灣文史哲名家珍善本及孤本圖書媒合平臺」操作與試營運」と掲載されています。
《新聞稿》國立臺灣圖書館啟動「臺灣文史哲名家珍善本及孤本圖書媒合平臺」操作與試營運 [PDF:1ページ]
https://www.ntl.edu.tw/public/Data/38110104171.pdf
臺灣文史哲名家珍善本及孤本圖書媒合平臺(國立臺灣圖書館)
https://www.ntl.edu.tw/np.asp?ctNode=2748&mp=1