2023年6月20日、京都大学が、『「第3期中期目標・中期計画」に基づく京都大学研究資源アーカイブ利用者満足度調査 報告書』を公表したことを発表していました。
同報告書は2023年3月に刊行されたものです。同調査は京都大学研究資源アーカイブ（KURRA）について初の利用者調査として、同計画の達成度の検証が目的であるとしています。同調査は2種類のアンケートにより行われ、資料利用者31人と事業申請者22人の計53人（回答率：46％）から回答を得て、その結果を分析しています。
「研究資源の利用状況」によると、KURRAは、幅広い年齢層と職業からの利用があるが学生の利用が少ないこと、利用の中心は「掲載」「展示」であること、事業継続を望む意見が多数であったなどと述べられています。
KURRAは、京都大学における教育研究の過程において作成・収集された各種資料を体系的に収集・保存し、新たな教育研究の資源として運用することを目的としたもので、対象資料は、写真・映像・録音、フィールドノート、研究会記録、講義ノート、論文原稿などの一次資料であるとしています。
『「第3期中期目標・中期計画」に基づく京都大学研究資源アーカイブ利用者満足度調査 報告書』を公開しました（KURRA, 2023/6/20）
https://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/news/2952/
「第3期中期目標・中期計画」に基づく京都大学研究資源アーカイブ利用者満足度調査 報告書 [PDF : 4.96MB]
http://hdl.handle.net/2433/282897
参考：
京都大学研究資源アーカイブ、ウェブサイトを全面リニューアル [2020年06月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/41146
