2023年6月27日、オープンアクセス学術出版協会（OASPA）とオープンアクセス（OA）ジャーナルのディレクトリであるDOAJが、“Open Access Journals Toolkit”を公開したことを発表しました。
ツールキットは、急速に変化する学術出版の状況をナビゲートするために、新規および既存のOAジャーナルにガイダンスを提供するものとあります。編集ポリシー、ライセンス、メタデータ、インデックス作成など、OA出版の様々な側面をカバーするリソースのほか、出版社が高品質のOAジャーナルを創刊、維持するために役立つ実用的なガイドラインとテンプレート等が提供されています。
接続環境によってウェブバージョンを継続して閲覧できないユーザのために、ダウンロード版も用意されています。
Launch of New Open Access Toolkit to Empower Scholarly Publishers and Researchers（OASPA, 2023/6/27）
https://oaspa.org/launch-of-new-open-access-toolkit/
New Open Access Toolkit to Empower Scholarly Publishers and Researchers（DOAJ, 2023/6/27）
https://blog.doaj.org/2023/06/27/new-open-access-toolkit-to-empower-scholarly-publishers-and-researchers/
Open Access Journal Toolkit
https://www.oajournals-toolkit.org/
The Open Access Journals Toolkit (English)（Zenodo, 2023/6/27）
https://zenodo.org/record/8017033
※ツールキットのダウンロード版です。
参考：
DOAJ、著者がすべての権利を保持するジャーナルの検索が可能に
2023年03月24日
https://current.ndl.go.jp/car/175201
OASPA・DOAJ・COPE・WAME、「学術出版における透明性の原則と優良事例」の第4版を公開 [2022年09月16日]
https://current.ndl.go.jp/car/46843
オープンアクセス学術出版協会（OASPA）、加盟機関が2020年に出版したオープンアクセス論文のライセンス種類別統計を公表：2020年のCC BY論文は約48万7,000本 [2021年12月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/45368
DOAJにおけるオープンアクセスの定義（記事紹介） [2020年11月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/42559
E2018 – 「学術出版における透明性の原則と優良事例」第3版が公開
カレントアウェアネス-E No.345 2018.04.19
https://current.ndl.go.jp/e2018
