文化機関におけるLinked Dataのオープン性を4段階で評価する試み

2011年6月2日から3日にかけて、米国サンフランシスコで、図書館・文書館・博物館におけるLinked Open Dataに関する国際会議“Linked Open Data in Libraries, Archives, and Museums Summit”(LOD-LAM)が開催されました。この会議を受けて、LOD-LAMのブログに、文化機関のLinked Dataのオープン性/有用性を評価するための基準のドラフトの提案が掲載されています。データの利用条件等に応じて4つに分けるもので、オープン性の高い順に、手続き不要で自由に利用できる「パブリックドメイン」、リンクバックによる「表示」(Attribution)ライセンス、リンクバック以外による「表示」ライセンス、データ再利用の方法に制約がかかる「表示-継承」(Attribution Share-Alike)ライセンス、の4つが示されています。

Proposed: a 4-star classification-scheme for linked open cultural metadata(LOD-LAMのブログ 2011/6/6付けの記事)
http://lod-lam.net/summit/2011/06/06/proposed-a-4-star-classification-scheme-for-linked-open-cultural-metadata/