2023年5月2日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2023/04/21)」の結果を発表しました。
同調査は、2022年12月16日にsaveMLAKが結果を公開した第35回調査に続く、第36回目の調査として、2023年4月15日から21日にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,740館(前回1,739館)です。
発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は0館で、入館記録を取っていたのは81館に減少していました(前回調査時点112館)。また、2023年2月10日付けで厚生労働省から「令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方について」が公表され、3月13日以降、マスクの着用は個人の判断に委ねるとされたことから、マスク着用は個人の判断とする旨追記する図書館が見受けられたとしています。
同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開されており、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。
なお、2020年2月28日から毎週継続して行われていた国公立大学図書館の動向調査は、2023年3月25日の調査で定期的な調査を終了したとあります。
saveMLAK:プレス(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9
※2023年5月2日付で「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2023/04/21)について」が掲載されています。
COVID-19の影響による図書館の動向調査(2023/04/21)について(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/2023/05/02
参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2023/03/02)」の結果を発表 [2023年03月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/173640
日本図書館協会(JLA)、「図書館における新型コロナウイルス感染症の基本的感染対策における今後の考え方について」を公表 [2023年05月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/181054
E2283 – 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2283