中国・人民網による2023年3月25日付の記事で、重慶図書館(中国)が非接触の自動貸出システムの運用を3月23日から開始したと報じられています。
本システムではUHF帯RFIDタグや人工知能(AI)カメラで利用者と本を識別し、データ分類アルゴリズムによって両者を紐づけることで、利用者が立ち止まったり、操作したりすることなく、本を借りることができるとしています。
全国首个图书馆无感智慧借阅系统在重庆启用(人民網、2023/3/25)
http://cq.people.com.cn/n2/2023/0325/c367698-40351224.html
重庆图书馆(微博, 2023/3/24)
https://weibo.com/u/1965632970
※2023年3月24日付で「行业首个开放式无感智慧借阅系统,等你来体验!」と投稿されています。
重慶図書館、非接触による貸し出しシステムが稼働(新華網日本語, 2023/4/12)
https://jp.news.cn/20230412/689eb1d0e7294ae5ace351d674fad9c8/c.html
参考:
有田川ライブラリー(和歌山県)、有田川町地域交流センター(ALEC)でのウォークスルー型図書自動貸出システムの運用開始を発表 [2019年12月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/39861