Europeana等がクラウドソーシングによる第一次世界大戦デジタルアーカイブプロジェクトを開始

2011年3月24日に欧州デジタル図書館“Europeana”が、ドイツ国立図書館や英国のオックスフォード大学とともに、“Erster Weltkrieg in Alltagsdokumenten”(The First World War in everyday documents)と題するプロジェクトを立ち上げたようです。これは、各家庭に残されている、第一次世界大戦期(1914-1918年)のドイツあるいはドイツ国民に関連する写真資料や書簡資料等の私文書をEuropeanaに登録してもらうことで、第一次世界大戦のデジタルアーカイブを構築しようというプロジェクトのようです。なお、同種の取組みはすでに英国において、オックスフォード大学を中心に“Great War Archive”として行われているようです。

Erster Weltkrieg in Alltagsdokumenten (英語ページ)
http://www.europeana1914-1918.eu/en

Project Launch: “Erster Weltkrieg in Alltagsdokumenten”. The First World War in everyday documents (Europeana 2011/3/24付けのプレスリリース)
http://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=53fcb8a4-c436-4455-a638-170510d63ac5&groupId=10128

Erster Weltkrieg (Europeana Blog 2011/3/24付けの記事)
http://blog.europeana.eu/?p=311

Great War Archive
http://www.oucs.ox.ac.uk/ww1lit/gwa/

参考:
ドイツ国立図書館、オックスフォード大学、Europeanaが、第一次世界大戦期の私文書等のデジタルアーカイブ構築で合意
http://current.ndl.go.jp/node/17313

第一次世界大戦の記憶・記録、6月30日まで募集中!(英国)
http://current.ndl.go.jp/node/8138