米国ロサンゼルス市では、2011年3月8日に行われた市の選挙の際に、公共図書館の予算確保のための市の憲章の改正についての住民投票が行われ、63%の賛成票により、図書館の予算が確保されることになったとのことです。資産税のうち図書館に回される割合を引き上げることで、2011年度は7590万ドルであった予算が4年後には1億3000万ドルにまで回復する見込みとのことです。近年の緊縮予算により、2010年度に1156人であった職員数は2011年度は828人に減少し、開館日も週5日となっていましたが、予算確保により、2011年7月から週6日の開館に戻すなどのサービス回復が見込まれるとのことです。
Los Angeles Public Library Wins Big with Voters, Measure L Passes (Library Journal 2011/3/9付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/889617-264/los_angeles_public_library_wins.html.csp
参考:
ロサンゼルス公共図書館、予算削減により開館日は週5日に
http://current.ndl.go.jp/node/16530