2011年2月に、欧州委員会(EC)の「レオナルド・ダ・ヴィンチプログラム」の枠組みとして、“Digtial Curator Vocational Eduaction Europe”(DigCurV)という研究プロジェクトが開始されたようです。これは、デジタルコレクションの長期保存を担当する文化機関において、デジタルキュレーションの新たな知識が不可欠となっていることを受けて立ちあげられたもののようです。DigCurVは、図書館や文書館、博物館等で働くデジタルキュレーターが求めるスキルやコンピテンシーを分析し、今後のデジタルキュレーション研修の枠組みの確立を目指しているようです。なお、DigCurVは30か月のプロジェクトで、欧州だけでなく、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)やカナダの大学等も参加しているようです。
Building a new framework: vocational education for digital curators (2011/2付け DigCurVのプレスリリース)
http://www.digcur-education.org/eng/Resources/Press/February-2011-Press-release
Building a new framework: Vocational education for digital curators (EUscreen 2011/2/25付けのニュース)
http://www.euscreen.eu/?p=1481