2023年2月20日から3月31日まで、NTTデータが、バチカン図書館と協力してデジタルコンテンツと非代替性トークン(NFT)を組み合わせた文化活動支援「バチカン図書館×Web3支援プロジェクト」の実証実験を実施しています。
発表によると、オンライン上でバチカン図書館への支援者を募集し、その支援活動に対する返礼品がNFT・ブロックチェーン技術を用いて提供されます。支援者はこのNFTを所有することで、同館が所有する文化遺産15点の特別コンテンツである高精細画像と当該文化遺産の解説文をウェブサイト上で閲覧できるとあります。
NFTを活用して支援者とバチカン図書館をつなぐオンラインコミュニティー形成の実証実験を開始(NTTデータ, 2023/2/20)
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2023/022001/
参考:
NTTデータとバチカン図書館、16世紀に建造されたバチカン市国の天文台の3Dデジタル化を実施 [2021年10月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/44968
NTTデータ、バチカン教皇庁図書館、キヤノン、約1600年前の文献の質感を再現した複製物を作成:プロジェクトの賛同者に200部限定で配布へ [2016年07月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/32043
バチカン図書館、所蔵する手稿をオンラインで順次公開 [2014年10月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/27259
NTTデータ、バチカン図書館所蔵資料のデジタル化事業における契約を締結 [2014年03月24日]
https://current.ndl.go.jp/car/25743