2023年1月25日、全国出版協会の出版科学研究所が、『出版月報』2023年1月号において2022年(1月期から12月期の累計)の出版市場規模を発表しています。
同日付のプレスリリースでは、紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、前年比2.6%減の1兆6,305億円で、コロナ特需が終息したこと、物価高による買い控えの発生を指摘しています。その他、紙の出版物は前年比6.5%減の1兆1,292億円、電子出版市場は前年比7.5%増の5,013億円であり、出版市場における電子出版の占有率は30.7%であったこと等が述べられています。
また、2023年4月から『出版月報』は季刊誌となり、『季刊 出版指標』に変更すると2022年12月に発表されていました。
お知らせ(出版科学研究所)
https://shuppankagaku.com/news/
※2023年1月25日付のお知らせに「2022年出版市場(紙+電子)を発表しました」とあります。
2022 年の出版市場を発表 紙+電子は2.6%減の1兆6,305億円。4年ぶりの前年割れ[PDF:1ページ]
https://shuppankagaku.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B92301%E3%80%80.pdf
※出版科学研究所による2023年1月25日付けのニュースリリースです。
刊行物一覧(出版科学研究所)
https://www.ajpea.or.jp/publication/
参考:
2021年の紙と電子を合算した出版市場、前年比3.6%増の1兆6,742億円で3年連続のプラス成長:全国出版協会・出版科学研究所の調査 [2022年01月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/45568