2010年10月22日、アスキー総合研究所とつばさ図書委員会が、『子ども電子書籍調査』の結果を公表しています。調査対象は、9月12日に東京学芸大学で開催された「2010 青少年のための科学の祭典 東京大会」のつばさ図書委員会の展示に来場した親子で、回答数は子ども265人、大人(親)126人とのことです。結果によると、電子書籍を利用したことがあると回答した子どもが12.8%であったのに対して、子どもが電子書籍を利用している/利用したことがあると回答した親は1.2%と、親の想像と子どもの実態に差が生じているとのことです。また、9割以上の子どもが電子書籍は面白いと回答しており、紙よりも電子書籍で読みたいと答えた比率が最も高かったのが、学習用途ではないマンガであったのに対し、絵本と新聞は、電子書籍よりも紙媒体で読みたいという回答の方が多かったようです。
『子ども電子書籍調査』結果のお知らせ (2010/10/22付け アスキー総合研究所・つばさ図書委員会の連名のニュースリリース)
http://asciimw.jp/info/release/pdf/20101022.pdf
電子書籍に対する親子の認識にズレ――アスキー総研調査 (2010/10/25付け ITmedia +D PC Userの記事)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1010/25/news075.html