埼玉県、2022年(令和4年)度県政世論調査の最終報告を公開:「県立図書館の将来像に関するニーズについて」の調査も

2022年11月29日、埼玉県が、2022年(令和4年)度の県政世論調査の最終報告を公開しました。

今回の調査では、毎年度実施している「生活意識」「日常生活」「県政への要望」に関する調査のほか、「大地震に備えた取組について」「受動喫煙防止対策について」「県立図書館の将来像に関するニーズについて」の3つのテーマについても調査が行われました。

「県立図書館の将来像に関するニーズ」に関する調査では、県立図書館の利用状況について、「利用したことがない」が86.2%でした。県立図書館を利用しない理由としては、「居住地や勤務地から遠い」が59.3%で最も高く、次いで「県立図書館の存在を知らなかった」が37.0%でした。県立図書館で利用したいサービスは「本、雑誌、CDなどを借りたり、館内で本や雑誌を読んだり、CDを視聴したりする」が 33.7%で最も高く、次いで「専門的な本、雑誌、新聞など、市町村立図書館にはない資料を借りたり、館内で読んだりする」が30.0%でした。報告書では、地域、性別、年代別等の属性別比較についても記されています。

令和4年度埼玉県政世論調査結果(最終報告)がまとまりました(埼玉県,2022/11/29)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/news/page/news2022112902.html

令和4年度県政世論調査(埼玉県)https://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/yoron/yoron2022_hokoku.html

参考:
埼玉県教育委員会、県政サポーターへのアンケート「埼玉県内の図書館利用について」の結果を公表 2020-11-13
https://current.ndl.go.jp/car/42520

埼玉県、県政サポーターアンケート「生涯学習活動について」の結果を発表:「増えればよいと思う生涯学習活動の機会」において「図書館の図書や講座」が31.7% 等 2020-03-06
https://current.ndl.go.jp/car/40417

埼玉県立図書館、2010年度来館利用者アンケートの調査結果を公表 2011-03-04
https://current.ndl.go.jp/car/17716