米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツ交換のための標準規格“Standards Tag Suite(STS)”のバージョン1.2を発表

2022年11月14日、米国情報標準化機構(NISO)が、コンテンツ交換のための標準規格“Standards Tag Suite(STS)”のバージョン1.2の公開を発表しました。

STSは、雑誌記事をXML形式で記述するための規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”に基づいており、全文コンテンツやメタデータの公開・交換のための共通のXMLの構造を規定するものです。

バージョン1.2では、ユーザーエクスペリエンスやパブリックコメントを踏まえて、要素と属性の説明やタグセットの拡張を行ったほか、JATSのバージョン1.3で加えられた修正も反映していること等が述べられています。また、STSバージョン1.0で有効なドキュメントは、STSバージョン1.2でも有効であるとしています。

NISO Publishes Updated Version of Standards Tag Suite(NISO, 2022/11/14)
https://www.niso.org/press-releases/niso-publishes-updated-version-standards-tag-suite

ANSI/NISO Z39.102-2022, STS: Standards Tag Suite (v 1.2)( NISO)
https://www.niso.org/publications/z39102-2022-sts

参考:
米国情報標準化機構、コンテンツ交換のための標準規格“STS: Standards Tag Suite ”を発表 2017-10-10
https://current.ndl.go.jp/car/34799

米国情報標準化機構(NISO)、“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.3を公開 2021-07-12
https://current.ndl.go.jp/car/44401