米国ウィスコンシン州のセーラム公共図書館で2月13日に予定されていたティーンエイジャー向けの「アンチ・バレンタインデー」イベントが、趣旨について誤解が生じたため中止になったとのことです。このイベントは、バレンタインデーをうれしく思わない12歳から18歳を対象にしたプログラムで、「感傷的な愛の祝日」に反抗し、ハート型のお菓子を部屋中に投げつけたり、どれだけひどい別れの手紙を書けるかを競ったり、アンチ・バレンタインのカードを書いたりするというもので、「黒い服と不幸せそうな見かけ」が推奨される、と広報されていたようですが、悪意のあるものではなかったとのことです。記事によると、アンチ・バレンタインデーのイベントを実施している図書館はいくつかあるようです。
Hearts may be broken now that Anti-Valentine bash is canceled(2010/2/8付けKenosha Newsの記事)
http://www.kenoshanews.com/news/hearts_may_be_broken_now_that_antivalentine_bash_is_canceled_7304832.html
The Community Library(セーラム公共図書館のサイト)
http://www.communitylib.org/
Library Anti-Valentine bash canceled because of complaints(2010/2/11付けLIS Newsの記事)
http://lisnews.org/library_antivalentine_bash_canceled_because_complaints
参考:
「愛」を図書館で見つけよう(BL)
http://current.ndl.go.jp/node/7263