総務省が2009年4月20日、2015年頃を視野に入れた総合的なICT政策の方向性について2008年10月から検討しているICTビジョン懇談会による中間取りまとめを公表しています。この中間取りまとめでは、ICTエコシステムによる「知識・情報経済立国」の実現という基本戦略のもと、ICT基盤の強化、ICTの利活用の推進、知識・情報流通の加速化、グローバル戦略の強化の4本が、重点政策の柱として掲げられています。このうちのICTの利活用の推進の中では、国立国会図書館等に所蔵されているアナログ時代の知識・文化のデジタルアーカイブ化、フォーマットやメタデータの標準化、行政情報等へのアクセスに関するAPIの公開などが提言されています。
総務省|「ICTビジョン懇談会 中間取りまとめ」の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin01_000010.html
参考:
総務省、「デジタル日本創生プロジェクト(ICT鳩山プラン)‐骨子‐」を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12228